![]() |
|
そろそろ、元気ハツラツ残暑君ともお別れ。秋の色合いがだんだん深くなってきて …、と書いているけど、いまだ家の温度計は30度をこえています。今年は夏の天候不順で色々な作物に影響がでましたが、日々お世話になってるお米、稲への影響も心配です。新聞、テレビなどで10年前の米騒動を思い出させるようなことをいっておりますが、いったいどうなるんでしょうか。 そんな心配をするのも、お米が我々のダントツの主食だから。秋は新米の季節。でも、同じお米でも玄米と白米では炊き方は違います。実際、お店で玄米の炊き方をよく質問されます。「えーと、玄米はですねぇ、圧力鍋で…」「圧力鍋はお持ちでない ですか…」「今どきは炊飯器にも玄米を炊ける機種がありまして…」 よく炊けた玄米とそうでないものとでは、かなり印象の違うものになってしまうのでは。玄米を炊いてみたいけどどうしていいか困っている方、玄米はおいしくないと思 っている方、そんな方々の為に玄米をいろいろな方法で炊き比べてみました。 1. オーソドックスに圧力鍋。平和のアルミ鍋を使用 2. カムカム鍋。(圧力鍋は1.と同じ平和) 3. 炊飯器の玄米モード。 4. 厚手の鍋。今回はル・クルーゼの鉄製。 5. ごく普通の薄手の鍋。(たぶん、ステンレス)ちょっぴり実験モード。 使用したお米は加茂有機生産組合さんのコシヒカリ玄米。5.以外は炊く前約3時間吸 水させました。(5.は12時間吸水)炊いた量はそれぞれ、1.、3.、4.は3合、2.は2合、5.は1.3合です。 まずは炊いた時の様子から 1.の圧力鍋。水の量は米の量プラス1合、よって4合。圧力がかかってから弱火で30分、蒸らし10分、トータルで50分弱でした。 2.のカムカム鍋。水は米と同量、てことは2合。カムカム鍋は圧力鍋に水を張って、その中に入れて使用します。(圧力鍋に入れた水は5合)こちらも圧力がかかってから30分、蒸らし10分、同じくトータル50分くらいでした。 3.は炊飯器。圧力とかIHとか書いてある。よくわからんが、かたさふつうにしてスイッチポン(やっぱりオンよりポンって感じだな)72分って表示されたから時計では計らなかった。(その時点では気にならなかった。文章を書いてる今はじめて気付いた。本当に72分だったのかな?)水の量は内釜の目盛り通り。 4.はル・クルーゼ。もちろん圧力はかからない。ふたはかなり重い。水は米の1・5倍、4・5合。沸騰してから弱火で50分、蒸らし10分、トータル70分くらい。 5.はちょっといいかげんな炊き方。水は4.と同じ米の1・5倍。強火で沸騰させてから中火→弱火と様子を見ながら炊きます。掟破りなので、途中でも平気で蓋を開けちゃいます。ぐつぐついってるくらいの火加減で、味見して丁度よい硬さになればOKです。(水がなくなりそうなら足します。今回は足しませんでした)トータル40分くらい。 それでは試食です。3人で食べてみた結果は…。 まず、見た目、色ですが、白いほうから順番に4.→5.→3.→2.→1.でした。 4.と1.ではかなり違いますが、4.と5.と3.とではそんなに違わない感じでした。 硬さは3.と5.はかためでもちもち感はなく、さっぱりした感じ。4.は見ためもよくちょうどよい感じ。ねばりもありました。2.はふっくらやわらか、もちもち感もちょうどよい感じ。1.は炊き方のせいか、もちもちを通り越してモチに近づいていました。でもこれは、平和の鍋を使ったのがはじめてだったということもあるかもしれません。圧力鍋はそれぞれの種類で使っていくうちに水加減、炊く時間、蒸らす時間を工夫するしかないようです。(米の種類によっても違ってくる) 味は他の人にも食べてもらった結果、ダントツで2.のカムカム鍋が一番でした。5.の普通の鍋も意外と健闘。さっぱりした感じで食べたい時に良いかも。慣れれば炊くのも簡単だけど、感覚でやっているので説明するのが難しい。1.はうまく炊ければやっぱりおいしいと思う。それと比較すると2.のカムカム鍋は初めてでもあんなにうまく炊けたのすごいと思うなぁ。3.の炊飯器は一番人気がなかった。炊き上がったお米もなんか窮屈そう。意外だったのは4.で見た目もかたさも良いんだけど後味がなんか残るかんじだった。これは理由はよくわからない。 まだまだ、工夫しだいでいろいろな方法で炊けると思う。あと炊くときには塩をひとつまみ入れるとおいしいです。 なにより、自分で炊いてみるというのが良いと思います。玄米を炊いたことのない人もぜひやってみてください。炊いたことのある人もいろいろ試してみてください。ほんと楽しいですよ。 (吉祥寺店 澤田) |