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グルッペのお客さんに戻って早5ヶ月。6月5日、ついに母となりました。幸い何のトラブルもなく母子共に順調にここまできてます。 「出産」、妊娠して初めてこのことについてこんなに真剣に考えました。妊娠中の自分の体の変化とかお腹の中にいる赤ちゃんの変化は、ほぼみんな同じ経過を辿ります。でも、我が子との対面方法は選ぶことが出来るのです。 私がお世話になった助産院には一人目は病院で産んだという経産婦さんが多くいました。なぜ今度は助産院を選んだか…理由はいくつかありました。陣痛の間一人にされた、分娩台が合わなかった、分娩台の冷たさが嫌だった、赤ちゃんをすぐに抱かせてもらえなかった…など。(助産院では医療行為が出来ないため、逆子や多胎児、出産時にトラブルがあった場合などは産むことが出来ません。) 私はだんだん強くなる陣痛に苦しんでいる間、ずっと旦那と一人の助産婦さんに片時も離れず付き添ってもらいました。そして陣痛から出産、産後約半日まで同じ部屋で過ごしました。分娩台も医療器具もない、普通の畳の部屋で。 最近は出産方法の選択肢も増えてきているようですが、出産に関する本などを見ると、子宮口が開くまで過ごす部屋から分娩室に移動するのが一般的なようです(世界的にも!)。また、会陰切開も行うことが多いようです。が、お産婆さんが主として活躍していた時代はどうだったのでしょう?分娩台も医療器具も使いません。仰向けは考えてみれば重力に逆らっているわけだし、逆らわず任せれば赤ちゃんはちゃんと降りてくる。急がずゆっくり赤ちゃんに任せれば会陰も自然に伸びてくる。それを知って私は妊娠と出産は病気じゃないんだ、ということを改めて再確認出来たのです。 どんどん痛みが強くなった頃、ついに10ヶ月間私のお腹にいた娘と会えるんだ!という気持ちが強まり、助産婦さんに誉められるくらいしっかり食事をしました。とはいえ初産、長くて先も見えなくて何度「もう吸引でもいいから出しちゃってくれぇ!」と思ったことか…。病院じゃここで移動なのかもかもしれないけど、私には無理!絶対に無理! …そして私は肩まで出た赤ちゃんを旦那と一緒に取りあげました。口では言い表せない感動が残りました。旦那の励ましに返事も出来なかった私が、取りあげた途端元の私に戻ってびっくりした、と彼は言いました。まさにその通り。あの長い戦いが嘘のように痛みも忘れシアワセに包み込まれた感じでした。 30時間強かかった私の初めてのお産。難産ではなかったです。ただ、時間がかかっただけ。本当にいいお産でした。これならもう一人…なんて余裕すら出てきてます。 育児に躓きそうになったとき、この出産のことを思い出して乗り切っていこうと思います。保育施設不足の問題もあるけど、女性たちがどんどんいいお産をして子供のたくさんいるほんわ〜かした世の中になりますように。 (三鷹店育休中 河内) |