2004年4月号
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| 天気も良くて、こりゃお出かけ日和だね〜、な〜んて思いながら車を走らせ向かった先は“いちごっこ”でおなじみ、茨城県は新治郡、菅谷さんのいちご農園です。 私は着く前からウキウキで、あ〜早くお会いしたいです!いちご様!てな感じでした。今回初めて菅谷さんにお会いしたわけですが、正直、え?!この人がこんな可愛いいちごを!と思うくらいなんとも個性的な人でした(菅谷さんゴメンなさい!) そんな菅谷さんのいちご達は草、穀類、卵などから出来た堆肥ですくすくと育っています。動物性は卵だけで、牛肥も使いません。 水にもこだわっていました。井戸水に一度塩素を入れます。その理由は他の田んぼなどの除草剤を除去するためです。その後、石やセラミックを通して最初に入れた塩素を除去し、さらにミネラルや味に丸みをだし、よりおいしい水が使われているわけです。タンクを通した水を見せてもらいましたが、澄んでキラキラでとてもきれいな水でした。 いよいよ待ちに待ったいちごちゃんとのご対面!ハウスの中は甘い香りでいっぱいです。みんな満面の笑みで真っ赤ないちごを見つけ、摘みたてをパクリとひと口。その顔といったら!言葉なんか要りません! うんうん、やっぱり美味しいものは人を笑顔にさせるのね〜と改めて実感していると、ちらほらとミツバチの姿が。そうです!今ではすっかり有名ですが、このミツバチ交配を最初に始めたのが菅谷さんなのです。ミツバチ君達有難う!彼らもいちごを美味しくするための手助けをしているわけです。 暖かくなりつつあるこの時期は、うどんこ病(表面が白くなる病気)が多く発生します。菅谷さんはほとんど農薬を使いません。代わりに、ネパールの塩、クロレラ、ココナッツの粉などからできた酵素を、毎朝3時に起きてはハウスに散布してうどんこ病からいちごを守っています。(お店の表示が減農薬なのは、苗の段階で最後に一度殺菌消毒しているからです。) 除草もすべて手作業です。やはりこの作業が一番大変だと言っていました。そこで今考えている除草案は、刈った草を煮て、その煮汁に塩を入れてハウスの周りに撒く方法です。なぜ煮汁を?と思ったので質問すると、同じ仲間の臭いがすれば草が“あっ”と気付いて、ただ塩水を撒くよりいいんじゃないかという考えです。“へぇ〜”これには一同納得。(某番組のへぇ〜ボタン欲しかった!) ほんと発想豊かで研究熱心な菅谷さんでした。毎朝早くから働いて、お昼ごはんを食べて、ほっと一息いれたこの時間が一番眠かったと思います。でも、嫌な顔ひとつせず、色々お話しを聞かせてもらって嬉しかったです。 ピッカピカに光ったいちごを見ながらそんなお話を聞いていると、菅谷さんの思いをいちご達が伝えているような気がしてきました。私が何か感じたように、お客様にも何か感じて買ってもらえたらもっと嬉しいし、そういう売り方をしていきたいと改めて思いました。 霞ヶ浦がすぐ裏にありすごく良い所で、久々に充実&リフレッシュした1日で大満足!今回は迷子にもならずに無事にたどり着けてほんと良かったね、フルーティーさん!もうすぐいちごも終わりに近づいてきました。もう今食べとかないと!手作りいちごジャムなんかもいいですね。 私は、店頭にいちごを並べている時に、ほんの少しだけ幸せを分けてもらっています、というか勝手に幸せな気分になっているのでしょう、きっと。でもそれってすごく楽しい事です。それだけその物自体に価値があるのだから。 印象に残った菅谷さんの言葉。 「包容力のある土作りをしていきたい。」 皆様は何を感じましたか? (吉祥寺店 高野) |