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8月10日(日)グルッペ定番商品である、あさぎり高原牛乳の生産地、富士宮市へ行ってきました。 朝早めに荻窪を出発、「放牧ってどんな感じだろう?」と素直な疑問と放牧という言葉から広がる期待を胸に、若干迷いつつも現地へ到着。富士山の裾野に広がるあさぎり高原。ここは標高500〜900メートル、牧草地1000ヘクタールを持つ日本でも有数の酪農地域です。ここは“有機の里”と呼ばれ、この地に足をつけて暮らす人達は「環境保全型農業」に取り組んでいます。「富士あさぎり高原放牧牛乳」を真ん中に、牛ふん堆肥を利用した有機野菜づくり、ヨーグルトやチーズなどの加工品づくり、乳廃牛の食肉としての活用、そして街の暮らしと農をつなぐ酪農体験イベントなど、その有機の輪をどんどん広げています。 さて、僕らの目に映ったあさぎり高原はどうだったでしょう。まずは広大な富士の裾野に圧倒されました。雲で富士山は見えなかったものの、自然のスケールを肌で感じます。ゆったりと流れる時間の中、生産者の方々とお会いすることが出来ました。 皆さんにこやかで、やさしい表情が絶えません。都会で暮らしていると、何か忘れてしまうのかなあと思いつつ、いよいよ本日の主役、牛さんとご対面です。広大な敷地の中に、ポツポツと数匹の牛がいます。牛の数に対して充分な牧草地があり、柵で囲われているという印象は皆無です。遠くのほうからは、こちらに向かって牛たちが歩いてきます。誰にお尻を叩かれるわけでもなく、のったりのったりと歩いてくる牛たちの可愛さといったら! エサは自家栽培、無農薬栽培の牧草が主体で、補助的に与えるトウモロコシも遺伝子組み替え、ポストハーベスト農薬の使用はありません。そんな牛たちを見て何より感動したのは、その美しさです。毛並みの良さからは、飼い主からの愛情がはっきりと見てとれます。狭い牛舎ではなく放牧だからこそ、ストレスの無い健康な牛になり、低温殺菌も可能となるのです。また、牧草を主食にしているので、のどごし爽やかな味わいになります。 別れ際、生産者の方々と握手をしました。その手は、あったかくて分厚くて優しかった。 「あさぎり高原の景色を飲んでください。」 お客様もよろしければ、ビン牛乳を味わってみてください。目をつむったら、牧場の風が吹くかもしれません。 (荻窪本店 大島・船津) |