2002年12月号

 世の諺に「秩父に行ったらくろうさぎを訪ねよ」とか「くろうさぎを見ずして秩父を語るなかれ」とかありますが、あれは大変な間違いですな。「くろうさぎを訪ねるために秩父を訪ねる」というのが正しいようです。

 11月の快晴の日曜日、ラパン・ノワールくろうさぎさんを訪ねて埼玉県は秩父市へ行ってきました。

 総勢10人、車2台でいざ出発。ところが世間は連休の真っただ中、関越は混んでるは、高速降りたら大渋滞でそりゃー大変でした。(長瀞の所が混んでた。ルートを変更して山を越えて行った。)結局、お店に着いたのは予定の時刻を大幅に遅れて3時を過ぎてました。そんな状況だったにもかかわらず、くろうさぎのスタッフの皆さんは笑顔で迎えてくれました。ハラペコの一行は挨拶もそこそこに御飯(御パン?)を要請。(いきなり飯を食わせろっていうんだからひどい一行だ)パンとピザとスープとサラダ。もう大満足。とても幸せな食卓でした。さらには紅茶のシフォンを御馳走していただきまして、ありがとうございました。

 くろうさぎさんは最初、奄美で卸し専門でパン屋さんを始めたそうで、その後、お店を持ちたいということでご主人の育った秩父に戻ってきたそうです。お店全部が等身大という感じでとても好感が持てました。建物も天井が高く、自然光が差し込むようになっていてこれまたいーい感じでした。

 今回の一行にはパンを作る者、お菓子を作る者、パン屋を始めようと思っているもの、パン好きその他諸々で、作業場も見せていただき、丁寧な説明も大変参考になりました。(石釜もあって、今は使っていないとのこと。ぜひ石釜で焼いてほしい)

 最後にもう一度。秩父に行ったらくろうさぎではなくて、くろうさぎに行くために秩父へですよ。(電車なら渋滞しないしね。イートインもあります。)なんかほめてばっかりだとお店のまわしものみたいだけど、うそだと思うなら一度行ってたしかめてみてね。くろうさぎさん本当にありがとうございました。感謝してます。いつまでもおいしいパンを焼き続けてください。(本文中の諺は大うそです。)

(荻窪本店 澤田)