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| このところ、私達の日常生活の中でマスコミをにぎわせている話題に共鳴する事や、感動する出来事が全く少なくなってしまいました。新聞紙面を見れば、そこに感じるのは、不信、不義、不誠実、無責任、背任行為やさらには恐ろしい暴力、殺人といった私利私欲にまつわる自己本位の感性の言葉だけが氾濫して、なんと淋しく、悲しい、そして恐ろしい世の中になったものです。 この平成の時代を反映するのは大人から青少年に至るまで、モラルの無さ。かつて昭和の時代には確かにあったモラルの崩壊、喪失の現象です。身近なところで私達の健康生活を支える食品の生産から消費に至る安全管理、安全性のチェックと監視においても役所の監督責任の不備(無責任)が認められます。 一昨年の雪印乳業の牛乳による集団食中毒事件にみられる製造工程の管理のズサンさに始まり、本来日本には存在しないといわれたBSE(狂牛病)が去年9月に発見され、農水省の役人の無責任な対応が白日のもとに曝され、またそれが原因で牛、豚、チキンの畜産品の偽表示、偽証が明らかになりました。畜産品の業界にあっては大メーカーから中小メーカーに至るまで偽証行為は習慣化され、日常茶飯事の事としてあったのでしょう。この詐欺行為が今日までよくバレないで続いたものだとかえって、驚きの念さえ覚えます。 今流行の鈴木宗男なる者の利権に執着する政治姿勢とは全く同一の根であり販売と呼ぶべきモノです。食品を加工、製造するメーカーの責任者にとってもその安全工程をチェックする監督官庁の役にとってもそれらの行為を事前に知り得る立場のマスコミにとっても犯罪の”日常化”という習慣にドップリ浸りきった精神の弛緩が生んだ現象だと断言できます。 国民の健康を守るのでなく、加工、製造メーカーの利益のみを守る農水省や厚生労働省の役人たちの堕落は犯罪に等しいと思われます。政、官、業の癒着となれあいと税金の無駄遣いに激しい怒りがこみ上げてくるのは私だけではないでしょう。 当事者の「果たすべき責任」「約束事の履行」「誠意」といった事柄にかつて外国人からも高い評価と賞賛を受けていた高潔な日本の人のモラルはどこにいったのでしょう。さらには治安の良さ、犯罪の少なさは日本人の美徳でもあったのです。私は グルッペの責任者としてこれらの一連の不祥事を文字通り「他山の石」としていつでも自分自身に返ってくる問題として厳しく律していく所存です。グルッペがお客様方一人一人に支えられている以上?お客様への責任?生産製造者に対する責任?取り扱う商品に対する責任?従業員に対する責任、そしてこれらの責任を果たした上で国民の一人として個々に課せられた義務を果たしていこうと考えています。 今後とも従業員一同お客様、消費者の皆様方の信頼信用を大切に守り良質の食品を販売していく所存でございます。 |