夏、沼や池に、この世のものとは思われないような品のある花を咲かせる蓮。

 その水面下にあるのが蓮根です。根という字がついていますが実は蓮の地下茎で、穴は地上の酸素を根に届ける通気孔の働きをしているそうです。

 昔は花を観賞するのが主でしたが、中国より食用の蓮がはいってきてから、本格的に食べられるようになりました。収穫の時は泥まみれですが、酢を落としたお湯で茹で上げると、美しい乳白色の色つやを放ちます。つくづく野菜のみごとさに感歎する時です。

 ビタミンC、カリウム、鉄分が豊富で薬効に優れ、絞り汁は咳止めや、胃腸の出血に効果があります。

☆蓮根マリネ☆

<材料>▽蓮根 中1節▽以下A〜酢 大さじ3、サラダ油 大さじ5、塩 小さじ1、こしょう 少々

1. 蓮根は皮をむき、薄い半月に切り、酢水に放ちます。

2. 酢を入れた熱湯でシャキシャキ感が残る程度にゆでます。

3. Aをよくかき混ぜ、?につけこみます。

☆おろし蓮根と海老の包み揚げ☆

<材料>▽蓮根 小1節▽海老 小10尾▽ぎょうざの皮 10枚▽ネギ 1/2本▽片栗粉 大さじ2

1. 蓮根はすりおろし軽く水気を切り、ネギの小口切り、片栗粉、塩少々を混ぜます。

2. 海老は殻と背わたを取り、荒く刻みます。

3. ぎょうざの皮の上に1.をのせ、その上に2.をのせ軽く握って形を整えます。

4. 油でうすく色づくまで揚げます。

☆蓮根の土佐煮☆

<材料>▽豆腐 1丁▽空芯菜 1束▽キムチ漬 200g位▽にんにく 1片

1. 蓮根は皮ごと太めの拍子切りにします。

2. 鍋にごま油を熱し、?をよく炒め水をヒタヒタに入れふたをして煮ます。

3. 20分程したらしょうゆ、みりんを入れて味をしみこませ、最後にかつおぶしをひとつかみ入れ炒りつけます。